0120-119-110

オンライン相談予約

各種セミナー情報

おかげさまで30周年

TOP QUALITY代理店

経済産業省日本健康会議で「健康経営優良法人」認定

ちょいのり保険

J.POSH 日本乳がんピンクリボン運動

大阪エヴェッサ

Facebook

おすすめコンテンツ

お客様をがんからお守りする運動

スタッフ紹介

21 TOWN

BCP提携

保険会社リンク

東京海上日動火災保険株式会社
東京海上日動あんしん生命保険株式会社
エヌエヌ生命保険株式会社

インフォメーション

お知らせ

幼い子、こんなベランダは危ない 転落対策のポイントは

2017.04.17[OFFICE21より]

「幼児の転落事故が起きそうなベランダとは?」と聞かれたら、どんな場所を想像しますか。事故予防に取り組むNPOが家庭のベランダ写真を募って調べたところ、踏み台となる物がある場合だけでなく、柵の構造そのものが危険という「盲点」も見つかりました。

調査したのは、東京都内のNPO法人Safe Kids Japan。幼児がベランダから転落する事故が毎年相次いで起きることをうけ、昨年12月~今年3月、インターネットを通じて、実際に使っているベランダの写真や、柵の高さ、ベランダの奥行きなどのデータを募集し、投稿された24件を調べた。

NPOによると、主な対策のポイントは、「変えられる危険箇所を見つけること」。幼児がベランダに出た時のことを想定して、物を置かない、室外機を柵から離して設置するなど、危険の原因となるものに対処する。

踏み台になるような物がなくても、柵そのものが足がかりになる構造の場合もある。幼児が一人でベランダに出られないように、窓の手の届かない高さに補助鍵を取りつけることも大切という。

幼児が柵の向こう側を見たくてよじ登ろうとする好奇心を抑えるのは難しい。「ベランダは危ないから出たらだめ」と教えても、大人と同じようには理解できない場合があるためだ。幼児がベランダに出ないように、大人が常に見守ることにも限界があるため、環境の改善が有効だ。

NPO理事で、事故予防を研究する産業技術総合研究所・首席研究員の西田佳史さん(46)によると、子どもの転落事故が起きても、ベランダ内の写真が公表されることは少なく、危険な状況を具体的に想像しにくいという。「今回の調査で写真を見たことで、柵や踏み台となる物の位置関係がわかり、投稿者に具体的なアドバイスができた」と話す。

危険箇所の指摘やアドバイスは、実験データに基づいている。過去に安全な場所で、幼児がどのくらいの高さを乗り越えられるのかを実験。4歳児(22人)は平均で69センチ、5歳児(44人)は平均84センチを乗り越えた。踏み台によって柵の手すりに届きやすくなると、乗り越える可能性が高まる。

今後、写真の背景などをぼかしてプライバシーに配慮したうえで、調査内容を住宅メーカーなどの企業に提供し、転落を予防できるベランダの開発を促したいという。

2017.4.17 朝日新聞より

ページトップへ