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がん 5年生存率60%超す

2016.07.19

国立がん研究センターは21日、がんの治癒の目安である5年生存率の全国推計値を公表した。2006~08年の診断症例をもとにした5年生存率は62.1%で、03~05年のデータから算出した3年前の前回調査より3.5ポイント上昇した。同センターの松田智大・全国がん登録室長は「前立腺がんや乳がんなど治りやすいがんの患者が増えたことが生存率向上につながったと考えられる」と分析している。

5年生存率はがんと診断されてから5年間生きている人の割合。通常、がん以外による死亡の影響を除いた数値で表す。100%に近いほど治療で生命を救えるがん、0%に近いほど救うのが難しいがんを意味している。

同センターは、都道府県が実施する「地域がん登録」のデータをもとに全国の推計値をまとめた。データの精度が高い21県で06~08年に診察した64万4407例をもとに計算した。

5年生存率は男性で59.1%、女性で66.0%だった。男性は前回調査より3.7ポイント、女性は同3.1ポイント向上した。

女性の方が生存率が高いのは「乳がんや子宮がんなど比較的治りやすいがんにかかる割合が多いため」(松田室長)。肺がんでも、男性に比べて女性は治りやすいタイプを発症する傾向があるという。  

5年生存率をがんの部位別にみると、前立腺、甲状腺、皮膚、乳房が90%を上回った。一方、膵臓(すいぞう)は7.7%、胆のう・胆管(22.5%)、肺(31.9%)、肝および肝内胆管(32.6%)などが低かった。主要ながんでは結腸・直腸を合わせた大腸が71.1%、胃が64.6%だった。どの部位も病気の進行度が高くなるにつれ、生存率は低下していた。多くの部位で、早期で診断された場合は生存率がよくなっていた。  

国立がん研究センターでは、検診で治りにくいがんが早期に見つかる割合が増えれば、生存率がさらに向上する可能性があるとみている。

2016.7.22 日本経済新聞より

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