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「オプジーボ」腎がんでも承認 厚労省、保険適用へ
2016.08.08
免疫の働きを利用した新しい仕組みのがん治療薬「オプジーボ」(一般名ニボルマブ)を、腎臓のがんの治療に使うことを5日、厚生労働省の部会が了承した。約1カ月後に正式承認され、保険適用が認められる。
オプジーボは、優れた効果が期待されるが、極めて高額な新薬。現在、皮膚がんの一種の悪性黒色腫と非小細胞肺がんが保険適用となっている。
新たに認められるのは、手術不能か転移性の腎細胞がんで、年間4500人程度が対象になる見込み。開発元の小野薬品工業(大阪市中央区)は、血液や頭頸(けい)部のがんへも適用するよう申請している。
2016.8.6 日本経済新聞より