お客様をがんからお守りする運動
高額がん治療、立て替え払い不要に 東京海上日動
2017.05.09
東京海上日動火災保険は10月から、粒子線治療などの治療費を補償する先進医療保険の保険金を医療機関に直接支払うサービスを始める。従来は契約者がまず治療費を立て替え払いし、東京海上に保険金を請求していた。粒子線治療などがんの先進医療は治療費が高額だ。契約者の金銭的な負担を軽減して利用を促す。
東京海上の総合先進医療特約などの付いた団体総合生活保険に加入している企業の従業員が対象になる。粒子線治療などの先進医療は患者の体への負担が少なく、副作用もほとんどないことから治療件数は増えているが、治療費は1件あたり約300万円と高額だ。
立て替え払いを不要にして、東京海上が直接医療機関にかかった治療費を保険金として支払う。これまでは契約者が治療費を支払った後に保険金を請求していたため、高額な治療費を契約者が用意する必要があった。
2017.5.4 日本経済新聞より