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iPS細胞でがん治療 京大発ベンチャー、実用化めざす

2014.01.30

京都大学の研究者らが設立したバイオベンチャーが、様々な細胞に成長できるiPS細胞を活用した新たながん治療法の実用化に乗り出す。免疫細胞でがんを攻撃する「免疫療法」で、副作用が少なく治療効果を高められるとみている。京大と協力して5年後をめどに実際のがん患者を対象にした臨床研究を始める計画だ。

ベンチャーはアストリム(京都市)。2013年10月に立ち上げ、桂義元・京大名誉教授が社長に就任した。設立に参画した京大の河本宏教授と金子新准教授の研究成果の事業化を目指す。

がん細胞を攻撃する免疫細胞「キラーT細胞」を患者から採取し、iPS細胞を作製。大量に増やしたうえで再びキラーT細胞に成長させる。働きが落ちたキラーT細胞が若返り、患者に投与すれば、がん細胞を強く攻撃できるという。

体内にもともとあるキラーT細胞は、がん細胞によって無力化されやすい。少数のT細胞に刺激を与えて働かせる現在の手法では、効果が長続きしない課題があった。

研究は河本教授らが手掛け、アストリムは作製したキラーT細胞を販売する事業モデルで収益確保を狙う。研究費の確保や特許管理なども同社が担う。

今後、動物にキラーT細胞を投与する実験を経て、臨床研究開始を目指す。病原体などから身を守る仕組みを活用するため、感染症などにも適用できるとみている。

iPS細胞の実用化は国が積極支援している。再生医療の臨床研究を進めている理化学研究所などは、世界に先駆けて今年夏にもiPS細胞から作った網膜の細胞を目の難病患者に移植する予定。バイオベンチャーのメガカリオン(東京・港)は手術の際の止血に用いる血小板製剤などをiPS細胞から作る研究を続けている。製薬大手もiPS細胞を創薬研究に生かしている。

2014.1.29 日本経済新聞より

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