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がん社会を診る 急速な高齢化で増加

2014.04.23

がんは一種の老化現象です。世界一長生きになった日本で、国民の半数ががんを発症する「がん大国」となるのは自明です。そして日本の特徴は、高齢化が史上空前のスピードで進んだことです。

日本の人口は2013年10月1日時点で1億2729万人。このうち65歳以上の高齢者人口は、過去最高の3189万人(前年3079万人)です。総人口に占める割合(高齢化率)も25.1%で、4人に1人に達しています。

高齢化率が7%を超えると「高齢化社会」、14%超は「高齢社会」と呼ばれます。21%を超えた「超高齢社会」の中で、日本は世界一です。

高齢化率が7%から14%に倍増するまでの年数が、高齢化のスピードを示すといわれています。日本の場合、1970年から94年までの24年間でした。

しかしフランスでは、日本より100年以上も前の1865年にすでに7%に達していますが、14%になったのは1979年で114年もかかっています。同じくスウェーデンでは、1890年から1972年までの82年間ですから、日本の24年がいかに短期間か分かると思います。

しかし、あまりに高齢化が速かった結果、がん患者の増加も史上例を見ないスピードとなりました。この急ピッチのがんの増加に、個人の知識や心がまえ、さらには行政、教育などが追いついていないのが、今の日本の姿だといえるでしょう。

そして、約50年後の2060年には日本の高齢化率は39.9%、すなわち2.5人に1人が65歳以上になると見込まれています。今後も、がん患者は増え続けると予想されます。

しかし、がんは老化現象といっても、今の高齢者は若くて元気です。冒険家の三浦雄一郎さんは13年、史上最高齢の80歳で3回目のエベレスト登頂に成功しました。私が陽子線治療をお勧めして膀胱(ぼうこう)がんを克服した俳優の菅原文太さんも80歳です。直腸がんで4回手術を受けたジャーナリストの鳥越俊太郎さんは74歳ですが、菅原さん同様、いつも元気はつらつです。

実際、働く高齢者が増えていますから、会社などでのがん対策がこれまで以上に大事になってきています。

2014.4.20 日本経済新聞より

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