0120-119-110

オンライン相談予約

各種セミナー情報

おかげさまで30周年

TOP QUALITY代理店

経済産業省日本健康会議で「健康経営優良法人」認定

ちょいのり保険

J.POSH 日本乳がんピンクリボン運動

大阪エヴェッサ

Facebook

おすすめコンテンツ

お客様をがんからお守りする運動

スタッフ紹介

21 TOWN

BCP提携

保険会社リンク

東京海上日動火災保険株式会社
東京海上日動あんしん生命保険株式会社
エヌエヌ生命保険株式会社

インフォメーション

お客様をがんからお守りする運動

がん社会を診る 若い世代は女性に多い

2014.04.30

私たちの体内で発生するがん細胞の数は、遺伝子の「経年劣化」により年齢とともに増えていきます。同時に、がん細胞を監視する免疫の働きも加齢によって衰えます。この結果、年齢とともにがんを発症する人が増えていきます。一言で表せば、がんは「老化」といえます。

つまり、がんは高齢者に多い病気ですが、男性に多い病気でもあります。2011年にがんで死亡した人は35万7305人です。内訳は男性21万3190人、女性14万4115人で、男性が女性の1.48倍でした。がんと診断される人の数も男性が女性の1.4倍です。

この理由は、連載の中で詳しくお話ししていきますが、がんの原因の半分以上が生活習慣によるものだからです。発症リスクとなる喫煙も飲酒も、男性に多いことが主な原因といえます。

しかし、実は54歳まではがん患者の数は女性の方が多いのです。55歳で男性が上回り、年齢とともに急激に増えていきますから全体では男性が多いのですが、30代に限れば女性のがん患者の数は男性の3倍に上ります。

これは、女性の「二大がん」である乳がんと子宮頸(けい)がんが若い世代に多いことが理由です。乳がんは40代、子宮頸がんは30代が発症のピークです。

乳がんは性ホルモンの刺激で増殖するがんです。これは男性の前立腺がんと同じです。実際、進行した乳がんや前立腺がんでは、それぞれ女性ホルモン、男性ホルモンの分泌を抑える「ホルモン療法」を実施します。

男性では、高齢になっても男性ホルモンが出続けますから、前立腺がんは年齢とともに増加します。一方、女性では50歳過ぎで閉経を迎え、女性ホルモンの分泌が止まって増殖刺激がなくなるので、40代の後半にピークがきます。

子宮頸がんは、性交渉による「ヒトパピローマウイルス」の感染が原因になります。女性の7割以上が一度は感染するごくありふれたウイルスですが、感染経験がなければ子宮頸がんは発症しません。最近は「性の解放」とともに発症する年齢が若くなっており、今や30代がピークで20代にも急増しています。

女性は若い頃からがんに備えておく必要があるのです。

2014.4.27 日本経済新聞より

ページトップへ