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がん社会を診る 魚を食べてリスク軽減

2014.07.15

昨年12月、和食文化が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されました。和食はしょうゆの多用で塩分が多くなりがちな点を除けば、がんの予防にもプラスになる健康食です。

江戸前ずしに代表される和食は、肉より魚をメーンにするのが特徴です。日本人はポルトガルや韓国と並ぶ、世界有数の魚好きの民族です。

サバやイワシなどの青魚、マグロやサケなどには、エイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)といった「オメガ3不飽和脂肪酸」が多く含まれます。これらの脂肪酸は血液をサラサラにする効果などがあり、日本人に心筋梗塞が少ない理由の一つといわれています。

さらに、約9万人の日本人を対象にした調査によって、EPAやDHAを多く含む魚をよく食べる人は、ほとんど食べない人に比べ、肝臓がんを発症するリスクが4割近く下がることが分かりました。

肝臓がんの大半は肝炎ウイルスの感染による慢性肝炎がもとになって発症します。EPAやDHAの持つ炎症を抑える効果が、肝炎の発症を減らした結果、肝臓がんの発症予防につながった可能性が指摘されました。ただ、すでに肝炎にかかっている患者に限定しても、EPAやDHAを多く含む魚を食べるほど肝臓がんのリスクは下がっていました。

糖尿病になるとがんが増えることが分かっていますが、EPAやDHAは血糖値を下げる働きも持っています。糖尿病の予防効果が、がん予防にもつながっている可能性があります。

米欧とアジアを合わせた約90万人を対象にした分析結果でも、EPAやDHAを最も多く摂取したグループは、最も少ないグループに比べ、乳がんのリスクが14%低下していました。

また、魚を食べることで子宮頸(けい)がんのリスクが下がるというデータもあります。しかし、日本人の魚介類の摂取量は減り続け、2006年には肉類の摂取量に逆転されてしまいました。

今、和食ファンは世界中で増え続けています。おいしいだけでなく、心臓病やがんの予防にも役立つ和食は日本が世界に誇る財産です。和食文化を守ることは、日本人の健康長寿の維持にも不可欠です。

 

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