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がん社会を診る 予防の大切さを授業で

2014.10.09

日本は国民の半数が何らかのがんを発症する「世界一のがん大国」です。しかし、まだまだ高い喫煙率や際立って低いがん検診の受診率、手術偏重のがん治療、緩和ケアの遅れなど、がん対策上の課題が山積しています。先進国のなかで、今もがん死亡数が増え続けているのは日本くらいです。

この現実を変えるには、義務教育のなかでがんを学ぶ体制が必要だと私は考え、7年以上前から、がん教育を進める旗を振ってきました。3年前からは、バイエル薬品と共同で「生きるの教室」という出前授業を始めています。

がんの予防や治療に関する学習を通じて、命の大切さを知り、生きる力を育むことが目的です。私は全国の中学校に出向き「がんの授業」を実施してきました。独自のアニメーション教材やがん経験者との対話などによって、「生命の大切さ」「がんの予防や検診の重要性」「がんとの向き合い方」を教えています。

がんの「自分事化」を促すためのワークセッションを設けているのも特徴です。大切な人をがんで亡くさないために「自分たちに何ができるか」について、生徒一人一人が深く考え、グループで討議して発表してもらうという「意見創発型」の授業を実践しています。

これまで青森、秋田、山口、愛媛、京都、福島の各府県など、地方を中心に中学校14校へ出向き、約1700人の中学2年生が授業を受けました。このうちの約1100人を対象に、受講の前後、さらに半年後にアンケート調査を実施しました。

受講前は31%と低率だった「がんは生活習慣が原因の一つと考えられる病気」と答えた生徒は、受講後には86%に上昇し、半年後にも65%とかなりの割合でこの認識が継続しました。

同様に、「予防ができる病気」は23%だったのが、受講後は84%、半年後も64%を維持し、定着していました。がんに対する生徒のイメージが大きく変わったことに正直、驚きました。

また、受講後には89%の生徒が「家族にがん検診を受けるように勧める」と回答し、半年後、48%が実際に「勧めた」と答えてくれました。子供から親への「逆世代教育」も進むと期待できます。

2014.10.5 日本経済新聞より

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