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がん社会を診る 正しい情報入手が大事

2015.04.08

がん治療は一種の情報戦で、正しい情報を手に入れるかどうかが治療の成否を左右します。そして初回の治療が鍵で、いったん再発してしまうと、例外はあるものの治癒は難しくなります。この点で、がんの治療は敗者復活戦なしの一発勝負といえるかもしれません。

がんと診断された後の病院選びが非常に大事になるのはこのためです。どこで治療を受けたらいいのか、ほとんどの患者が深く悩みます。実際、自宅の近くの病院で治療を受けた後に再発してしまい、後悔している患者を何人も知っています。

がん治療に関する情報収集でもインターネットは便利ですが、情報があふれているので、正しいものを見分けるのは容易ではありません。たとえば、「肺がん治療」というキーワードで検索すると、膨大な数のウェブサイトがヒットして、どれを見ればいいのか迷ってしまいます。

加えて、検索結果の上位のサイトには、免疫療法や健康食品を勧めるものも多く、それらの科学的な根拠は十分とはいえません。それどころか、体に有害なものもあるので要注意です。信頼できるのは国立がん研究センターの「がん情報サービス」などといった公的な組織が運営しているサイトでしょう。

ちまたでよく見かける「病院ランキング」の類いも、信用度が高いものばかりとは限りません。ランキングの基準は、治療件数だったり、患者の満足度だったり、スタッフや設備の充実度だったりとまちまちです。たとえば、治療件数だけでは治療の内容までは分かりません。

まずは「がん診療連携拠点病院」など、がんの治療実績が豊富な病院を受診することをお勧めします。この拠点病院は、全国どこにいても質の高いがん医療が受けられるように、厚生労働省が都道府県ごとに何カ所かずつ指定した病院のことです。専門的ながん医療の提供、他の医療機関との連携、患者や家族への相談支援や情報提供など、地域のがん医療の中心となっています。

現在、全国に約400カ所ある拠点病院には「がん相談支援センター」が設置されています。別の医師の意見を聞く「セカンドオピニオン」とともに大いに活用したいものです。

2015.04.05 日本経済新聞より

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