0120-119-110

オンライン相談予約

各種セミナー情報

おかげさまで30周年

TOP QUALITY代理店

経済産業省日本健康会議で「健康経営優良法人」認定

ちょいのり保険

J.POSH 日本乳がんピンクリボン運動

大阪エヴェッサ

Facebook

おすすめコンテンツ

お客様をがんからお守りする運動

スタッフ紹介

21 TOWN

BCP提携

保険会社リンク

東京海上日動火災保険株式会社
東京海上日動あんしん生命保険株式会社
エヌエヌ生命保険株式会社

インフォメーション

お客様をがんからお守りする運動

検診で死亡リスク低下

2015.10.19

先ごろ胆管がんで亡くなった女優の川島なお美さんも、乳がんで乳房の全摘出手術を受けたタレントの北斗晶さんも、毎年検査を受けていたと報じられています。

このため、がん検診を受けても無駄ではないかといった声も聞かれますが、検診は胆管がんのような頻度の低いがんに実施するものではありません。乳がんの中には、定期的に検査を受けても発見ができないほど進行が速いタイプもあるのは、ご紹介した通りです。

がん検診の対象は健康な人ですので、がんが見つかる確率は高いとはいえません。検診に向いているのは、そのがんになる人が多く、死亡も多いものです。具体的には胃、大腸、乳房などのがんで、検診によって多くの命を救うことができます。

また、どんなに優れた検査でも、すべてのがん病巣を発見できるわけではありません。がんはある程度の大きさにならないと診断できません。見つけにくい場所にがんができた場合などはなおさらです。

すべてのがんを見つけようとしたら、莫大な費用をかけて毎月検査を続けることになってしまいます。がん検診は合理的な負担のなかで、がんによる死亡のリスクをできるだけ減らすことを目指しています。そもそも、がん検診の目的はがんを早期に発見することではありません。そのがんで死亡する可能性を減らすことです。

がんの中には放置しても命に関わらないものもあります。その一つが甲状腺がんです。一般的に大きくならない、あるいは自然に消滅するものも多く、死亡率も低いことが知られています。韓国では、このがんの検診が広まった結果、甲状腺がんと診断された人の数が過去約20年で15倍に増えました。しかし死亡者は減っていません。

胃、肺、大腸、乳房、子宮頸(けい)部のがんについて、がん検診は死亡率を低下させる科学的根拠があるとされ、国も受診を推奨しています。まずは、これらの検診をきちんと受けることが、がんによる死亡リスクを下げるために欠かせません。日本の受診率が欧米の半分程度にとどまっているのは大きな問題です。

2015.10.15 日本経済新聞より

ページトップへ