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がん原因遺伝子を解析、患者ごとに最適投薬 国立がん研究センター

2015.11.17

国立がん研究センターは13日、患者の遺伝子を解析し、がん治療に活用する臨床研究を来年1月に始めると発表した。がんは遺伝子の異常によって起きるが、どの遺伝子が変異したかで薬の効き目に差があることが分かってきた。このメカニズムが実証できれば高い治療効果が期待でき、不必要な副作用を避けられる。約200人の患者の遺伝子を研究し、数年後の実用化を目指す。

がんは、たばこのような発がん性物質や放射線の刺激、加齢などによって遺伝子が傷つき、蓄積することで発症するといわれる。がん発症の原因になるとみられる遺伝子は500種類ほど見つかっている。

現在は肺がん、胃がんなどがんの種類によって標準的な治療法があり、どの患者にも同じ抗がん剤が使われることが多い。ただ、患者によっては効かなかったり副作用に苦しんだりすることもある。

臨床研究はがんセンターの中央病院(東京・中央)と東病院(千葉県柏市)の患者が対象。乳がん、胃がん、肺がんのほか、小児の肉腫といった希少がんも含めた患者の遺伝子を解析する。

患者の病巣からがん細胞を取り出して遺伝子を解析し、がんの原因となった遺伝子を調べる。そのうえで、抗がん剤の種類や投与するパターンを変え、変異した遺伝子ごとに薬の効果を調べる。

がんセンターは約500種類の遺伝子のうち、約100種類については効果のある薬を確認しており、2週間でこの100種類に該当するかどうか解析できる手法を開発。中央病院に最新装置を導入した検査室を設置した。臨床研究のため患者の費用負担は増えない。

遺伝子解析でがんの特徴を調べ、患者ごとに効果の高い薬が分かれば、ムダな投薬を避けられて医療費の削減にもつながる。政府は遺伝子解析を治療に活用する研究を重点的に進める方針を打ち出している。

2015.11.14 日本経済新聞より

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