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がん検診について

2018.08.17

大阪がん循環器病予防センター
和田 公子先生

どうしたらがんを早くみつけることができるのでしょうか?がんは症状が現た頃には、病期が進んでいる可能性のある病気です。症状が現れる前に発見 することが早期治療につながります。早期発見し、がんによる死亡を減少させるためにがん検診があります。

がん検診では、微小でその後も進行がんにはならず命に影響しないがんが見つかる場合があります。これを「過剰診断」といいます。今のところ、このようながんと進行がんになるがんを区別することはできませんので、命に影響しないようながんにも手術などの治療を行わざるをえません。

また、がん検診によってがんの疑いがあると判定され、精密検査を行った結果がんでない場合も多くあります。これを検診での「偽陽性」といいます。この「偽陽性」は、精密検査を行ってはじめて良性あるいは異常なしとわかるもので、精密検査をしないわけにはいきません。検査の結果が出るまでの間の心理的なストレスも生じます。早期発見、早期治療のためにはある程度やむをえないことですが、結果的にみれば不必要な検査や治療が行われることもあります。

どのように優れた検査でも、がんが100%見つかるわけではありません。がんは一定の大きさになるまで検査で発見することができず、検診を受けた時期やがんの種類、検査の精度によってがん発見の可能性は異なります。

さらに、がんそのものが見つけにくいタイプであったり、見つけにくい部位にできたりする場合があります。このため、ある程度の見逃しは、どのような検診であっても起きてしまいます。これを検診での「偽陰性」といいます。がん検診には、以上のような検診を受けることによる不利益が生じたりもします。

しかし、がん検診によって子宮頸がんにおける異型上皮、大腸がんにおける大腸ポリープ等、いわゆる前がん病変が発見され、それを治療することでがんになることを防ぐことができます。検診を受けるメリットが明らかに大きいと判断できれば、がん検診として適切といえます。

医療技術の進歩により、がん検診はがんの死亡率を減少させることができる確実な方法です。

がん検診を正しく受けるためには、「がん検診を正しく知る」ことが必要です。正しい知識を持ってがん検診を受診しましょう。

2018.8.15 協会けんぽ大阪より

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