株式会社オフィストゥーワン

お客様をがんからお守りする運動

「大切な人ががんになったら」というセミナーに行ってきました

2008.10.7[永松潤より]

今や多くの方がご存知のように、日本国民の3人に1人が「がん、」で亡くなり近い将来 2人に1人になる「がん」はもうひとごとではありません。 自分自身やもしくは大切な人や家族の方が「がん」なったときに私たちはどのように考え、行動を起こしていけばよいのでしょうか。 これまで私たちは、「お客様をがんからお守りする」という運動を通し、お客様に「がん」に対する予防や検診の重要性をホームページ等でお伝えしてまいりました。 今回は、「大切な人ががんになったら」というテーマのセミナーに参加してきました。それは、これまでの「がんにならない」というようなテーマとはまったく正反対の「がんになったら」を強く意識したお話でした。 それは、ご覧になられた方もおられるかもしれませんが、かつて、読売テレビ系の「スーパーテレビ」で放映された、肝がんになり余命半年を宣告されたご主人が、家族と共に在宅治療を選択し、残された時間を大切に生き、そして死をむかえるという、家族の100日戦争の記録のVTRとその奥様の高橋まりさんの心情を交えたセミナーでした。

私はこれまで、「がんになったら」というテーマに対しては、最適な治療はどれだろうか、という考え方しかできませんでした。ところが、今回、高橋さんの家族が在宅ケアを選ばれた理由として、残していかなければならないまだ幼い子供たちに対し「生きているうちに伝えなければ成らないことがある」、「死に様ではなく、生き様を伝えたい」、「医者にはできないことがある」つまり家族がいるのだから、身近な者だからこそできることがある、というように、死というものが確実にやってくるにもかかわらず、とても前向きに、又、日々家族の絆が深まっていくことを実感された、高橋さんのお話をお聞きしているうちに、この様に「がん」を受け入れて残された時間を家族と共に一生懸命生きてお別れするという考えもありだなって思いました。 「がんは優しい病気です。なぜなら残された時間を家族と生きることができるから、それに対し交通事故や心筋梗塞等の死は突然やってきます。お別れすることもできなければ伝えたいことも伝えることができない、しかしがんはその時間が持てる優しい病気です」という言葉が印象的でした。

幸いにも、現時点では私の身近な者には「がん」になっている者はおりません、しかし、今回のセミナーでは、もし、自分が、彼が、彼女が「がんになったら」といろいろ考えさせられた、貴重な2時間でした。

末期がんの父が家族に残した
「約束」高橋一二三著 小学館文庫

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