株式会社オフィストゥーワン

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がん治療における緩和ケア

2009.2.17[あんしん 堀井真之より]

本日のテーマは、がん治療における「緩和ケア」についてです。

【緩和ケアとは】
がんなどの痛みを和らげ生活の質を維持する医療。医師が程度や質に合わせて薬を処方し、痛みをコントロールします。従来は終末期治療のイメージが先行しましたが、最近ではモルヒネなどの医療用麻薬を早い段階で使うことにより痛みから来る負担を軽減する治療が浸透しつつあります。「ペイン(痛み)クリニック」などの専門の診療科を開設する病院もあり、根治や延命に偏りがちだった医療の現場でも重視され始めています。
緩和ケアは、専門のチームで行います。施設によって違いはありますが以下のような人々がチームとなって、がん患者さんのさまざまなニーズに対応します。
・医師
・看護師
・薬剤師
・ソーシャルワーカー(医療社会福祉士)
・カウンセラー(臨床心理士)
・栄養士
・理学療法士
・作業療法士

【緩和ケアの現状】
慶応大教授らの研究班が実施した患者調査によると、がんによる強い痛みを感じた患者のうち、治療で完全に痛みがとれたのは約1割にとどまることが分かりました。また、痛みを感じても治療を受けなかった患者も2割弱いました。2007年6月に閣議決定したがん対策推進基本計画は痛みを取り除く「緩和ケア」の充実を重点課題の一つに掲げていますが、医療現場の取り組みが進んでいないのが実態です。

【緩和ケア病棟のある地域がん診療連携拠点病院(近畿)】
・滋賀県立成人病センター(滋賀県)
・高槻赤十字病院(大阪府)
・星ヶ丘厚生年金病院(大阪府)
・国保中央病院(奈良県)
・南和歌山医療センター(和歌山県)

心身両面のがんの苦痛を和らげる「緩和ケア」が浸透することにより、がん患者の皆様はより前向きにがんと向き合うことができると思います。「緩和ケア」についてご興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、インターネットで「緩和ケア.net」を検索されますと詳しい情報が載っています。

以上です。今後もよろしくお願いします。                              東京海上日動あんしん生命保険㈱
                                大阪北生保支社 堀井真之

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