株式会社オフィストゥーワン

お客様をがんからお守りする運動

あんしん生命主催『生保がんセミナー』「がん体験談」について

2009.3.10[あんしん 近藤安希子より]

自らのがん体験・就労体験をもとにがん患者支援活動に活躍をされている桜井なおみさんのお話をお聞きしました。
『あなたは<がん>を触ったことがありますか?』の言葉から講演は始まりました。 桜井さんは4年半前、乳がんの診断を受け右乳房を全摘出。 乳房のない胸を胸と呼ぶのか?砂漠のような自らの胸を眺めてそう問いかける・・・と。 乳房を失うということ・・・その気持ちは経験した女性にしか分からない。悲しみ、喪失感、絶望なのか?想像しながら桜井さんの話しに耳を傾けました。

【 診断後の気持ち、欲しかったサービス 】
①30代で<がん>になるのか?とまず驚いた。保険などは40代を過ぎてから用意すればよいと考えていた己の無知さを悔いた。  
②死を身近に感じた。呼吸をする度に<がん>が体の中を増殖している気がして夜も眠ることが出来ないほど、死の恐怖を感じた。  
③“病気になったのにも何か意味があるはず”と桜井さんの気持ちは前向きに変わっていく。がん克服までの「人生の再設計」をしなければ!そう思った時、正しい医療情報が大切であると痛感した。

【 患者が直面する3つの課題 】  
①メンタル(精神的な側面)   
いつまでも消えない再発への不安。再発・転移をするとゴールは“死”となる。残されるのは延命への努力のみ。「これからどれくらいお金がかかるのか?」といった経済的不安が押し寄せる。  
②フィジカル(肉体的な側面):   
医療技術の進歩は著しく、がんとはいえ入院期間が短くなっている。(桜井さんの場合、1回目:2週間、2回目:5日間)但し、費用が抑えられる訳ではない。   
◎術後後遺症:リンパ浮腫・・・医療保険の利かない治療方法が必要とされる   
◎化学療法:抗がん剤・・・外来対応にシフトされてきている→保険では通院保障が必要   
◎抗がん剤の副作用:脱毛・嘔吐など・・・個人差はあるが鬘を用意するケースもあり   
◎放射線治療:乳房温存手術を受けた場合、必須の治療方法   
◎その他:保険の利かない出費を細かいところまで紹介   
◎退院後は、検査・投薬が10年間続く・・・通院中心になってからが本当の経済的負担を感じるようになる。   
診察室は「自分の生き方を決める場」である。高額な薬が数々ある中、自分にあった薬・治療方法を知りたいのが本音。   
桜井さんの場合、がんと戦ってこられた4年半で、掛かった費用はちょうど300万円を超えられたという。「今回は300万超え記念講演よ」と笑顔で、ご自身が飲まれているお薬を見せながらおっしゃった。   
桜井さんはこの笑顔が出せるようになるまで、どれだけの苦悩を乗り越えてこられたのだろう・・・と複雑な気持ちを覚えました。  
③ソシアル(社会的な側面)   
がん患者の就労実態は、多くの人が転職をよぎなくされている。(=収入減)   
通院のために規定の有給休暇では足りず欠勤扱い。(=収入減)
つまり、高額の治療費のため「出費は増える」一方「収入は減る」のダブルパンチ!

【 私の保険に対する反省・後悔 】  
がんになる前は「自己投資」の意味を、遊び・勉強・洋服・アクセサリーetc.に費やすことだと考えてい た。がんになった今だから『アクセサリー1つ買うお金で自分の命の安心を買うこと』が「自己投資」で あることに気付けた。保険への加入は自己責任・自己選択である。  
◎治療費の高さ:これほど高額であると思わなかった。→必ず保険が必要  
◎治療期間の長さ:5~10年経過しないと「治癒」とはいえない。→長期保障が必要  
◎医療への無関心:取りあえず1口だけ。→人生の節目毎の保険見直しが必要

最後に、桜井さんは、私達「保険人」に対してのメッセージととれる言葉を続けられました。 桜井さんは通販でがん保険を1口だけ加入されていた。 もし、保険加入の時、電話ではなく自ら出向いてプランナーの方と会って信頼関係を築くことが出来ていたなら、会って「がんの実態」「医療環境」情報を知り得ることが出来ていたなら、もっともっと保険に対して前向きに考えられたのでなないか、と後悔している。 「現場百回」という言葉があるように、人生・仕事の節目に足を運んでくれるライフプランナーの方には、安心感・信頼感が芽生える。そのようなプランナーをお客様は待っているのです。

今回の桜井さんの講演を聴き、私自身、保険に携わる仕事をしていながら「家族・友人・知人、身近な人達にがん保険の大切さをどれだけ伝えて来られただろうか」と改めて自問自答した次第です。 『お客様をがんからお守りする運動』をもっともっと広げていくことは、私達の使命ではないでしょうか。

                              東京海上日動あんしん生命保険㈱
                               大阪北生保支社 近藤 安希子

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