株式会社オフィストゥーワン

お客様をがんからお守りする運動

22年間もがんと闘い続けている女医・小倉恒子さん

2009.4.8[あんしん生命 近藤安希子より]

今回は、私が先日偶然テレビのニュースで見ました「22年間もがんと闘い続けている女医・小倉恒子さん」の話をお伝えしたいと思います。

千葉県松戸市の代々医師の家に生まれ、自らも医師となった小倉恒子さんは、今年56歳になる。
34歳で乳がんが見つかり、左乳房を切除。再発は47歳。その5年後には再々発。2007年には、乳がんは全身に転移し現在に至る。症状からいえば、いつどうなっても不思議ではない状態である。
それなのに、小倉恒子さんは常に前向きで、生きがいをもってがんと闘いながら公私ともに充実した毎日を送られている。

月曜日から土曜日まで、副院長を務める実家の医院のほか、外来医として市立病院など計3病院で勤務。金曜日の午後を抗がん剤治療に充て、仕事は1日も休んだことがない。どんなに体調の優れない日でも患者さんと向き合っていると前向きになれるという。
仕事以外の時間も自宅で患者さん達からの「悩み相談コール」を受ける。電話が幾ら長くなっても決して小倉さんから電話を切ることはしないという。それは、患者さんの気が済むまで悩みを聞いてあげるということが大切であり、医師として、また、同じ患者である自分だからこそ出来ること、と話す。
一方、週1回は趣味である社交ダンスで汗を流している。

再発した時にはドクターストップがかかり、大好きな社交ダンスが出来ない時期があった。検査結果が良くなり、主治医から社交ダンスの許可が出た時、小倉さんの笑顔は輝いていた。検査結果が良くなったといっても、抗がん剤を打ち続けている小倉さんの体はボロボロである。抗がん剤の副作用により、骨は脆く、足の裏が火傷状態になっている。体にコルセットを巻き、靴を履くのも辛い。そんな状態でも、社交ダンスの発表会では全く病気を感じさせないほど美しかった。

抗がん剤治療は、ある一定程度の期間が過ぎれば抗がん剤が効かなくなる時期がやってくるという。その度に新しい抗がん剤に替える。「ドラッグラグ」という問題から日本で使用が許されている抗がん剤の中で、小倉さんが使用していない抗がん剤は残すところ2種類。
つまり、このままでは、小倉さんの“命の炎”が絶えてしまうまでの時間が計算されてしまうという。

小倉さんは、ご自身の経験を通して『乳がんが再発した人の明るい処方箋(主婦の友社、1155円)』をはじめとした、がん再発に向けた治療法・副作用対策・メーク術・リラックス法などの様々な情報を盛り込んだ本を5冊出版されている。また、ブログを立上げ、多くの患者さん達にエールを送り続けている。
「治療は進歩したが、再発で絶望的になっている人は多い。私の体験が元気を出して前に進む道案内になれば」と話されている。

最近特に「がん」に関する情報を頻繁に目に耳にすると感じています。それは、「がん」が本当に身近に起こり得る病気なのだと痛感する一方、私自身の「がん」に関する関心が高くなってきたからではないかと考えています。
がんを「知ろう」「お伝えしよう」「お役に立とう」の気持ちをもっと伝えていきたいと思っています。

                          東京海上日動あんしん生命保険㈱                           大阪北生保支社 近藤 安希子

前のページに戻る
おかげさまで30周年
お客様をがんからお守りする運動
BCP提携
経済産業省日本健康会議で「健康経営優良法人2024」に認定されました。
日本乳がんピンクリボン運動
(弊社はJ.POSHのオフィシャルサポーターです)
プロバスケットボールチーム 大阪エヴェッサ
(弊社は大阪エヴェッサのオフィシャルパートナーです)
Facebook公式Facebookページ

お問い合わせ・事故・お車の故障は

【株式会社オフィストゥーワン】
本社:06-6337-4921
大阪東支店:072-893-6565

【東京海上日動あんしん110番】
0120-119-110
(事故は119番・110番)
24時間365日受付、携帯電話・PHSからのご利用可能

ページトップへ