2011.3.11[小橋史子より]
1滴の血液からB型・C型肝炎、肝臓がん等、9種類の肝臓の病気を同時に判定できる・・・ こんな診断法を慶応大などのグループが開発したと新聞にありました。
人間の血液内には、細胞の活動により生まれる「代謝物」が約3,000種類あり、病気ごとにこの「代謝物」の種類・濃度が異なることに着目し、代謝物の違いなどを測定できる装置を開発したとの事です。 0.1㎖程度の血液を採取し、30分程度の時間でまだ発症していないB型・C型肝炎、肝硬変、肝細胞がん、脂肪肝などなど・・・9種類の違いをほぼ正しく見分ける事に成功し、費用も2~3万円程度で済むとの事です。
肝臓の病気は症状が表に出るまで時間がかかり、現在は複数の検査の組み合わせで診断し、ウイルスの有無や画像診断のほか、肝臓の組織を採取し調べる方法などですが、わずか1滴の血液検査で早期発見できれば早期治療にもつながり、患者さんの検査による負担も軽減されると思われます。2~3年で実用化を目指すとの事でしたが、何より“がん”は早期発見が大切!早く実用化されることを切に願うばかりです。
朝日新聞 ‘11年3月10日 朝刊より
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