2011.9.30[小橋史子より]
以前にもご案内させていただきましたが乳ガン治療の抗がん剤「ハーセプチン」が手術前から保険適用で使えるようになりました。
① 乳ガンが転移した後でのみ保険適用
↓
② 乳ガン手術後の再発防止に保険適用
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③ 乳ガン手術前より保険適用可能
ここ数年で保険適用の範囲が拡大されました。今回の手術前より使用できることにより、術前にガンを小さくすれば、乳房を温存できる可能性が高くなり、今後の乳ガン治療の選択肢も広がりそうです。
術前に使用することにより、腫瘍が大きく乳房の温存が難しい場合でも、腫瘍が小さくなれば乳房を温存できる可能性が出てくるし、摘出する範囲が小さくなればそれだけ手術が安全に行え、胸の形もよりきれいに残せる。また、乳房の腫瘍に直接、触れ変化がわかるので薬の効果が実感でき、患者も最後まで治療をやり遂げやすくなるようです。
ただ、「ハーセプチン」による治療は、公的医療保険を適用してもまだまだ高額で、かつ腫瘍が小さくなりすぎ、腫瘍の取り残しをなくすには手術が難しくなるといった問題も残されているようです。
‘11年9月20日 朝日新聞・朝刊より
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