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自覚症状ない早期乳がん、40代以降は2年に1度「マンモ」を

2012.4.27[芳賀孝之より]

乳がんで亡くなる人の数は年間約1万2000人。他の先進国では約20年前から減少に転じているのに、日本では増え続けています。

この背景の一つに「乳がん検診の受診率の低さがある」と東京都予防医学協会がん検診・診断部長で保健会館クリニック乳腺科の坂佳奈子さん。「平成22年国民生活基礎調査」で、乳がん検診の受診率は31.4%

一方、欧米の先進国では、医療制度の違いがあるとはいえ、乳がん検診の受診率は60~70%。海外でも罹患(りかん)率は増え続けているものの、死亡を減らすことに成功したのは、乳がん検診で早期発見し、大事に至らずにすんだ人が増えたからといえます。

■早期乳がんは自覚症状がない

乳がんは早期に見つけて治療すれば、命が脅かされることはまずありません。ただし、厄介なことに、早期ではほとんど自覚症状がないのです。自分で触ってしこりに気づくのは、一般に2cm以上といわれており、その大きさではすでに転移をしている可能性も。ですから、早期発見のためには検診を受けるのが唯一の方法なのです。

ただし、左下のチェック表にあるような乳房の異常に気づいたら、検診ではなく、すぐに医療機関を受診して!「検診はあくまで健康な人に対して行うもの。すでに症状がある人は専門医を受診し、その異常に特化した検査を行い、病気かどうかを診断する必要があります」

乳頭から血の混じった分泌物が出る 乳房の皮膚に引きつれがある
乳房にえくぼのようなくぼみがでる
指で触って硬い、動かないしこりがある
急に乳房の左右の大きさがちがってきたり、形がちがってきた

その場合の受診先は乳腺外科や乳腺科、乳腺クリニックなど“乳腺”と名のつく診療科。婦人科と思っている人も多いようですが、間違えないように気をつけることが必要です。

現在、国のがん対策として行われている検診は「対策型検診」といって、死亡率を下げる科学的根拠があり、症状のない人が安全で簡単、安価で受けられる方法が用いられています。一方、人間ドックなど自費で受ける検診は「任意型検診」。健康管理を目的とする個人へのサービスという位置づけで行われ、中には死亡率を下げる科学的根拠が明確でない検診も。

2012.4.22日経ヘルス&プルミエより 。

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