2013.10.07
建て替えを進めてきた神奈川県立がんセンター(横浜市)が11月2日、開院する。腫瘍を狙い撃ちにする重粒子線治療施設を併設し、がん治療の中核的な拠点にする。同治療施設としては国内5例目となる予定で、1都3県では千葉県内に次ぐもの。日本人の死亡原因の1位で、約3人に1人ががんで亡くなる中、最新鋭の治療装置を導入する。
新病院は相模鉄道の二俣川駅近くにある、現在のがんセンターの近接地に建設。5日に開院式を開く。敷地面積は現在の2倍の約3万7400平方メートル、延べ床面積は同1.5倍の約5万1400平方メートルに拡大する。外科手術、抗がん剤による化学療法、放射線治療の3大治療法について機能を強化する。
最大の特徴は県内初となる重粒子線治療施設「アイロック」。放射線治療の一種で、炭素イオンを腫瘍に照射して治療につなげる。ピンポイントで照射できるため周囲の正常な細胞を傷つけにくく、副作用も少なくなる。施設は現在、建設中で2015年12月から治療を始める予定だ。
2013/10/3 日本経済新聞より
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