2013.10.25
糖尿病の人はがんになるリスクが2割近く高まるという研究成果を日本糖尿病学会 と日本癌学会がまとめた。
男性約15万人、女性約18万人の計33万人を対象に10年間の疫学調査で分かった。糖尿病でない人とがんの関係性を比べると、糖尿病患者ががんになる可能性は1.2倍高かった。特に肝臓がんになる可能性は1.97倍、膵臓(すいぞう)がんが1.85倍、大腸がんは1.4倍。女性の子宮内膜がんは1.84倍だった。
がんのリスクが高まる理由は、血糖を減らすインスリンが過剰に分泌されてがん細胞の増殖が加速する可能性があるという。細胞へのストレスや炎症も関係が深い。今後詳しく調べて解明する。
調査を手がけた国立国際医療研究センター糖尿病研究部の後藤温上級研究員は「糖尿病患者の人はがんのリスクが通常より高いことを認識し、定期的にがん検診を受けることが何より重要な予防策となるはずだ」と話している。
2013/10/22 日本経済新聞より
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