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がん社会を診る 「膵臓」、早期発見難しく

2014.08.12

この予測を、がんの部位別にみてみましょう。患者数では胃が首位で13万700人、2位は肺で12万9500人、3位は大腸で12万8500人でした。これらが日本人の「3大がん」で、がん全体の44%を占めます。このほか、乳、前立腺、肝臓、膵臓(すいぞう)のがんが続いています。

一方、死亡者数トップは肺で7万6500人と、2位の胃(5万300人)、3位の大腸(4万9500人)を大きく引き離しています。喫煙率が高い世代が高齢化していることが原因と思います。日本たばこ産業(JT)によると、現在の日本人の喫煙者率は2割を切っていますが、1965年の男性の喫煙者率は82%にも達していました。

そして、がん死亡者数の4位は膵臓(3万1900人)、5位は肝臓(2万9700人)で、12年の統計から順位が入れ替わっています。膵臓がんの発生数は3万7700人ですので、いかに治りにくいか分かります。

膵臓がんは早期発見が難しく、見つかった時にはかなり進行しているケースが多いため、5年生存率は10%足らずです。がん全体の約6割と比べ格段に低いのが現状です。

国内の大規模疫学調査の結果、糖尿病になると膵臓がんのリスクが2倍になることが分かっています。そして、厚生労働省の12年の国民健康・栄養調査によると、「糖尿病が強く疑われる成人」は男性の15.2%、女性の8.7%。合計950万人と、07年の調査より60万人増えています。

膵臓がんによる死亡が急増するのは60歳以上で、死亡者の9割を占めます。糖尿病を患う期間が長引くとともに、膵臓がんのリスクが増えることを示しているといえます。

膵臓がんは早期発見が難しいため、予防が第一です。糖尿病の3大合併症として、網膜症や腎症、神経障害がよく知られていますが、膵臓がんも第4の合併症に挙げるべきだと思います。運動不足と肥満は健康の大敵です。

 

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