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膀胱がん、喫煙が原因トップ

2016.06.03

キャスターの小倉智昭さんが膀胱(ぼうこう)がんを1週間の入院で治療した。開腹せずに尿道から挿入した内視鏡で腫瘍を切除する治療法に「経尿道的膀胱腫瘍切除術」があります。表在性膀胱がんであれば、この治療法を受けた人の5年生存率は95%になります。

ところが進行がんでは、5年生存率は4割以下となるばかりか、おなかに尿をためる袋をつけるリスクも高くなります。

著名人では、菅原文太さんはこの人工膀胱がいやで、放射線治療を選択し、膀胱を温存できました。一方、田中康夫さんは膀胱全摘手術を受けました。治療が遅れた松田優作さんは40歳の若さで命を落としています。

膀胱がんを疑う症状は何といっても血尿ですが、痛みを伴わないのが特徴です。発がんの原因のトップはたばこで、喫煙者のリスクは5倍以上になります。男性の膀胱がんの50%以上、女性でも約30%はたばこが原因と推測されています。

また、職業上、特定の化学物質を扱う人も膀胱がんのリスクが高まります。2015年末、「オルト―トルイジン」という化学物質を扱う工場の従業員が、膀胱がんを発症していたことが発覚し、問題となりました。

たばこを吸わない人の場合、コーヒーも膀胱がんを増やす可能性があります。40~69歳の国内約10万人を追跡調査した研究でも、男性の非喫煙者では、コーヒーを1日1杯以上飲むグループは、ほとんど飲まないグループよりも、膀胱がん発症の危険が2.2倍に上っていました。

さらにカフェインの摂取量で3つのグループに分けた場合、最も多いグループは最も少ないグループの2倍もリスクが上がっていました。

ニコチンはカフェインを分解する酵素を活性化するため、同じ量のコーヒーを飲んでも非喫煙者の方が体内のカフェイン濃度が高くなる傾向があります。このことが非喫煙者でコーヒーの影響が強く出る理由と考えられています。

もっとも、コーヒーよりも、たばこの方が発がん作用は強いです。まさかとは思いますが、カフェイン濃度を下げることを理由にたばこを吸うなどは論外ですので、念のため。

2016.6.2 日本経済新聞より

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