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ガン会議に出席してきました

2015.11.02

先日、東京海上日動あんしん生命主催のガン会議に出席してきました。その中で日本のガンマナイフ治療の第一人者 東京女子医科大学病院脳神経外科講師、附属ガンマナイフ治療室長の林 基弘先生 のとても有益なお話が聞けましたのでご紹介します。

脳腫瘍の手術は、頭を切り開く、とても怖~い治療という印象が…。でも、今は放射線を利用することで、頭を切らずに治療することが可能になっています。 その最先端治療がガンマナイフ。

ガンマナイフとは、放射線のひとつであるガンマ線を用いて、まるでナイフで脳の病巣を切り取るような治療法です。 主な適応疾患は転移性脳腫瘍、良性脳腫瘍、脳動静脈奇形です。さらに最近は、痛みやてんかん、振戦(体の震え)など、機能性疾患と呼ばれる病態にも応用されています。国内で最も治療症例数が多いのは、転移性脳腫瘍で全体の7割ほどを占めます。肺がんや乳がん、大腸がんは、脳に転移しやすいがんです。実は、脳転移に対する標準治療は脳全体に放射線を当てる全脳照射です。全脳照射は、目に見えない細胞レベルの転移までたたくという意味で必要な治療法ですが、一方で脱毛や骨髄機能低下、皮膚炎などの放射線障害が早い段階から現れ、遅発性の認知障害も4割以上の患者さんで起きます。患者さんによっては、脳の負担がより軽いガンマナイフ治療が最適なケースがある。病変が1個だけなら最大径が3センチ未満の場合がこの治療法が最も適しているが、3センチ以上と大きいときは開頭手術か、やや低線量の複数回照射を行います。病変が2個以上の多発性の場合には、可能な限りガンマナイフを基本に治療方針を立てます。個数に制限はありませんが、1回の治療で10個までが目安です。10年以上前は脳に転移すると85%が亡くなりましたが現在は15%。ガンマナイフが寄与しているそうです。

2015.10.31 芳賀孝之

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